今回は、3級から1級で求められる
ビジネス実務技能審査基準についてご説明いたします。
公益財団法人 技能検定協会が定める技能審査基準は
3級 ビジネス実務の遂行に必要な一般的な知識を持ち、
平易な業務を行うのに必要な技能をもっている
2級 ビジネス実務の遂行について理解を持ち、
一般的な業務を行うのに必要な知識・技能をもっている
1級 ビジネス実務の遂行について深い理解を持ち、
業務全般に関して、高度の知識・技能を発揮できる
つまり、平たくいえば
3級は、新入社員に求められる知識と技能(社会人としての基本)
2級は、入社2,3年目の後輩を持つ社員に求められるスキル
1級は、全体を把握する立場(管理職)の社員に求められるスキル
✨審査項目の内容をざっくりまとめてみました
電話技能はまだ更新されていないようですが、
詳しくは 公益財団法人 技能検定協会HPの技能審査基準をご確認ください
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Ⅰ 必要とされる資質 は
(1)ビジネスマンとしての資質
①行動力・判断力・表現力が期待できる
②明るさ・誠実さを備えている
③身だしなみを心得ている
④自己管理について理解できる
(2)執務要件
①仕事を確実に行う能力
②良識を持ち素直な態度(3級)規範となる態度(2級・1級)
③立場に応じた適切な動作と協調性
④積極性・合理性・効率性への理解と認識
Ⅱ 企業実務 は
(1) 組織の機能
①業務分掌についての理解
②職位・職制についての知識と理解
③会社などの社会的責任の知識と認識
Ⅲ 対人関係 は
(1)人間関係
①人間関係への対処
②人間関係の心理についての知識(2級以上)
(2)マナー
①ビジネス実務としてのマナー
②ビジネス実務に携わる者としての服装
(3)話し方
①話の仕方と人間関係との結びつきが分かる
②敬語が使える(3級は基礎的/2級は一般的/1級は高度)
③目的に応じた話し方ができる(1級は面接試験があります)
(4)交際
①慶事・弔事に関する作法と服装についての知識
②交際業務に関する知識
Ⅳ 電話実務 (追加項目)
(1)会話力
①感じの良い話し方ができる
②整った分かりやすい話し方の知識
(2)応対力
①用件や伝言の受け方についての知識
②用件や伝言の伝え方についての知識
③電話の特性についての知識
④電話の取り扱いについての知識
Ⅴ 技 能
(1)情報
①情報について知識がある
②情報の整理について知識がある
③情報の伝達について知識がある
(2)文書
①文書の作成について知識がある
②文書の取り扱いについて知識がある
(3)会議
①会議について知識がある
②会議の運営について知識がある(2級以上)
(4)事務機器
事務機器の機能について知識がある
(5)事務用品
事務用品の種類と機能を知り適切に使う
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3級と2級は筆記試験のみ・・・全体の出題数(34問)
1級は筆記試験と面接試験があります。
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電話実務の問題例はこちらのブログに掲載中
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問題の解き方や、この検定のお勧めポイントも投稿しています
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