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2019.11.23 高松カルチャーセンター 子どもの絵画造形教室

段ボールのおうち

段ボールたくさん用意して待機中
段ボールたくさん用意して待機中

こんにちは

 

段ボールでお家を作ろう❗と言うことでたくさん段ボールを用意しました。

 

当然、見た途端おめめキラキラ。

 

ご挨拶が終わるとすぐに

全ての箱の入り心地チェックするTUMUちゃん😊

 

何もしなくても、出たり入ったり、重ねたりと楽しそうなTUMUちゃん

そうですよね 

段ボールに入るだけでも楽しいですよね😊

 

ひとしきり重ねたり入ったりして遊んだ後、ホワイトボードで作戦タイム

 

切ったり、貼ったり・・・まだTUMUちゃんお一人では難しいので

お手伝いしながら制作しました

そのためにも、イメージの共有は大切です

ここにある段ボールでどんなお家を作るか相談

 

イメージは『木のお家』動物たちが遊びにくるお家と言うことで、

イメージ画を描いてもらいました

 

それがホワイトボードの絵

イメージに合わせ箱を選びました

枝は真横より斜め。太すぎると変。と言うわけで、半分にする?など

ちょっぴり技術的アドバイスを加えながら制作

 

カッターが怖いと言うので切るのは私。貼るのはTUMUちゃん。

大きいので、お互いに押さえるサポート大事です。

 

段ボールのチョイスはTUMUちゃん。

サイズを決めるのもTUMUちゃん

私は、言われるまま(笑)二人で一緒に作りました。

 

私は後で気づいたのですが、

枝に使った段ボールは本体より少し大きめでした。

たまたまかと思いましたが、

 

TUMUちゃんは、重ねて遊んでいたときに知っていたようです。

 

開閉式にしてあるので、うまく本体の上に乗ります

そして正面の段ボールと枝二本で、ぴったり収まり屋根になるのです。

イメージ通りになってTUMUちゃんにっこり。

 

本当に真っ暗になってしまうので、ドアには明かり取りの小窓を作りました。

このカーブはTUMUちゃんが、ペンギンの段ボールカッターでギコギコ

周囲をカラーガムテープでペタペタ貼って

ドアノブやスイッチ、時計の飾りを作って貼り付け完成!

 

飾りはお迎えに来たママにも手伝ってもらいました  (^o^)

 

 

 

そしてもう一つ驚いたことがあります。

 

正面の上に使った段ボールを、TUMUちゃんは

キーボードにしたり、モニター画面にしたり、スクリーンに見立てたりして遊ぶのです。

 

偶然だと思っていた私は、

「パソコンみたいだね~」と声を掛けたら

「当然でしょ?パソコンの箱だもん。だからここに使ったの」と言われ

よく見れば・・・

 

恐るべしTUMUちゃんの観察力!脱帽です。

 

大きな作品ですが、お休みだったKONAちゃんと一緒に遊びたいという希望を聞いてくださり、高松カルチャーセンターさんで保管してくださるそうです。

感謝です。

 

全ての行程をTUMUちゃんお一人で、作ったわけではありません。

5歳の子どもにできるわけがない。先生が全部作ったんじゃないか?と思われるかもしれません。

 

できないことは、できる人に頼む。

頼むためには、して欲しいことを伝えなければなりません。

そしてしてもらったら、ありがとうと感謝を伝える事。

 

それがコミュニケーションであり、

人と人が一緒に生きていく上で最も大切なことだと私は思います。

作業はその次です。

第一、作業だってやり方を知らなければできません。

見ることも大事な作業のための勉強です。

 

「何でも、自分一人で できることが大事」と教えてしまうと、

人を頼る事ができない人間を育ててしまいます。

 

もちろん、全て自分でできることは大切な事ですが、

学生のマナー教育に携わっていると、

人に頼めない。できない自分はダメだと否定的に思う学生さんがとても多いと感じます。

 

お立ち寄りくださいましてありがとうございました。